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3,000株が咲き誇る「文京あじさいまつり」へ! 散策コースとオススメのお土産もご紹介

公開日: 2018/07/15

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毎年6月頃開催される、文京あじさいまつり。梅雨の風物詩とされる、紫陽花を堪能できるお祭りです。

文京あじさいまつりは、白山神社の境内から白山公園にかけて咲き誇る、約3,000株の色鮮やかな紫陽花を楽しむことができるのが魅力。開催の中心地とされる白山神社は、都営三田線「白山駅」A3出口から徒歩3分ほどで行くことができます。
駅から白山神社の鳥居まで続く道には、紫陽花をモチーフにしたものがたくさん飾られています。白山神社はもちろんのこと、街全体があじさいまつりを楽しんでいることを感じた瞬間でした。
●白山神社で紫陽花をながめる
そんなことを感じながら歩いているうちに、白山神社へ到着!
白山神社に到着して驚いたことが、鳥居の手前から色鮮やかな紫陽花が広がっていたこと。わたしも含め、足をとめて写真に収める方たちがたくさんいました。中には、紫陽花を背景にしながら、自撮りする方々の姿も。
紫、青、ピンク、そして白。色とりどりの紫陽花に心を奪われ、ついつい見入ってしまいました。
鳥居をくぐり、中に入ると、参拝前に手を清める手水舎(ちょうずや)にも紫陽花がたくさん。並んでいる間に写真を撮ったり、家族や友人同士で「きれいだね」と話す様子も。
わたしも手を清め、心を落ち着かせて参拝列に向かいました。そんな参拝列には、行列が。紫陽花に囲まれながら神様にしっかりと日頃の感謝をお伝えしてきました。
白山神社は、日枝神社・富岡八幡宮・品川神社などと並ぶ、東京十社のうちの一社。「縁結び」のご利益があり、なかでも「復縁」には強い効果があるそう。そのため、普段から気になる相手と結ばれることを祈ったり、喧嘩したカップルが仲直りを祈って参拝をしたりしているそうです。デートスポットにもぴったりですね。
また、狛犬の足元にはカラフルな紫陽花がたくさん。目がきらきらしている狛犬の表情も、お祭りを楽しんでいるように見えました。
狛犬の背景にある「歯ブラシ供養」の看板。これは、あじさいまつりの時期に合わせて行っている、古い歯ブラシを持ってきた先着100名の参拝者に新しい歯ブラシが配布されるというイベントです。例年、開催中の日曜日のみ開催されているそうで、今年は10日と17日に行われました。

この「歯ブラシ供養」は、歯の痛みに効果があるといわれており、国内で唯一歯ブラシを供養することが出来るそう。あじさいまつりと一緒に、このようなイベントを楽しむことができるのは魅力的ですよね。
●おさえておきたいフォトスポット・富士塚で紫陽花撮影!
あじさいまつりで白山神社を訪れたら是非のぞいていただきたいのが、すぐ隣にある「富士塚」。
白山神社と並んで紫陽花を楽しむことができる「富士塚」は、白山神社古墳・浅間神社とも呼ばれ、紫陽花の季節のみ開放されています。さまざまな品種の紫陽花を一目見ようと、こちらにも人がずらりと並んでいました。
青や紫の紫陽花は、まさにフォトジェニックという言葉がぴったり。カメラを持って散策することをおすすめします。
●屋台や階段にも咲き誇る、紫陽花たちに囲まれたお祭り
富士塚を出て、境内の前を通り奥に進んでみると、屋台がたくさん。わたあめやラムネなど、大人から子どもまで楽しめそうなものばかりでした。
帰り道の階段にも、鮮麗な紫陽花が並んでいましたよ。
●お土産にぴったり! あじさいまつりの思い出をお持ち帰り
白山神社で煌びやかな紫陽花を楽しんだあとは、お土産を求め「白山上向丘商店街」へ。商店街には本屋さん、珈琲屋さんが並んでおり、お祭り帰りの方たちで賑わっていました。
もう一度白山駅の方へ戻り、そこから徒歩5分ほどで到着したのが「大阪や茶店」。
このお店では茶葉だけでなく、有田焼・益子焼など伝統的な陶器まで、幅広く扱われています。日本の文化を感じられる、落ち着いた雰囲気のお店です。
茶葉の数々。選ぶのに迷ってしまうくらい、魅力的なものがたくさん。
鹿児島県・知覧茶、佐賀県・嬉野茶など、九州の茶葉も。
陶器の品々。実際に購入も可能です。

「大阪や茶店」では、静岡県・静岡茶を中心に、さまざまな日本茶を扱っています。他にも、知覧茶や宇治茶など、全国各地で親しまれている茶葉も。様々な地域の茶葉を楽しむことができるので、お好みの茶葉を見つけてみてはいかがでしょうか。

おすすめの茶葉は「掛川茶」「あじさい」だそう。
掛川茶。静岡県掛川市の特産品でもあります。
実際に購入した「あじさい」。懐かしさを感じるお茶です。

この「あじさい」は、あじさいまつりに出店している屋台で販売するために作られたのだとか。「あじさい」という名前を先に決め、それに見合うような日本茶を探し、販売したそうです。

あじさいまつりの雰囲気をそのまま自宅に持ち帰ることができるので、お土産にもぴったりですね。

「あじさい」をお土産に購入したあとは、日本茶に合う和菓子探し。「あじさい」から歩くこと約5分。「手作りどら焼きの店・福どら」に到着しました。
このお店では、手作りのどら焼きのほか、せんべいや金平糖なども売られていました。外にはベンチもあるため、その場で買った和菓子をいただくこともできます。
どら焼きの種類は、なんと13種類! マンゴーや苺など、フルーツ好きにはたまりません。
せんべいや羊羹なども販売。これからの季節は、水まんじゅうやゼリーなどもお土産に良さそうですね。
わたしはお土産に「つぶあん」「栗いっぱい」「うめ抹茶」「杏あん」を購入しました。

生地はしっとりしていて、口に含むと甘さがふわっと広がりました。日本茶にもぴったり合いましたよ。
梅雨の季節だからこそ楽しむことのできる花、紫陽花。白山神社の「文京あじさいまつり」の思い出を、白山上向丘商店街のお店でお土産として購入し"持ち帰る"のもおすすめです。

ぜひ、あじさいまつりで紫陽花を楽しんだあとは、商店街をぶらりと歩いて、お土産探しの旅をしてみてくださいね。